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抗体とは生体内で産生されているタンパク質で、体内に侵入した細菌や毒素などに結合し、弱毒化・排除する働きを担っています。抗体には様々な物質を個別に識別し、結合する性質があるため、医学・生物学研究の分野ではタンパク質や他の物質の検出・分離精製などの目的で実験用試薬として利用されております。さらに、抗体はインフルエンザなどの感染症を引き起こすウイルスや細菌、あるいはがんなどの体の異常を反映し血液中に流出してくる物質も高感度に検出識別できることから、臨床の場で診断薬としても広く用いられております。最近では、抗体が結合することによってがん細胞を殺傷したり、炎症を引き起こすタンパク質を中和する能力があることから、医薬品(抗体医薬)として利用されることが盛んになってきております。がん細胞などの標的細胞だけに結合するという抗体の性質を利用して患部をピンポイントで攻撃することができます。抗体医薬は、低分子化合物である従来の医薬品と異なる性質を持っているため、難病の治療や副作用の低減につながると期待されております。 株式会社免疫生物研究所は、抗体の作製を基盤技術として、研究用試薬関連事業、医薬関連事業及びその他事業を展開しております。

研究用試薬関連事業
免疫生物研究所は抗体の作製を25年以上継続してきました。蓄積されたノウハウは、合成ペプチド抗原の配列を元に緻密にデザイン・作製するポリクローナル抗体や、モノクローナル抗体の特異性を確実にするコア技術として確立されています。当社の抗体が、世界中でおこなわれる基礎研究、診断、そして抗体医薬品の各分野へすでに広く利用されていることは我々の誇りでもあります。
その抗体を利用し目的タンパク質の定量ができるEIAキットを各種販売しています。一部のキットを除き、2種の異なる特異抗体を用いたサンドイッチ法により抗原タンパク質を正確に捕らえ定量します。
細胞培養用のウシ胎児血清、液体培地をはじめとして、細胞培養に必要な試薬類を提供しています。
PeproTech社製品をはじめとして,高品質なサイトカインおよび成長因子その他を提供しています。
免疫・細胞培養関連分野における豊富な技術と経験の蓄積のもとに、お客様のご希望に応じた業務の代行を承ります。
医薬関連事業
近年、がんを始めさまざまな疾病の治療に抗体医薬が利用されるようになってきました。標的細胞などを狙い撃ちできるため、従来の治療法とは異なり副作用が少ないとされています。弊社では関節リウマチ症の治療薬としてオステオポンチン抗体の抗体医薬へのライセンスを導出した例を皮切りに今後も抗体医薬シーズを提供していきます。
その他事業
ネオシルク™は、トランスジェニックカイコを用いた 有用タンパク質生産技術を開発しています。この技術開発には、知的クラスター 創成事業・広島バイオクラ スターならびに独立行政法人農業生物資源研究所の 研究成果が活用されています。詳しくはこちらから。
 
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